着物の下には何を着る?

差をつけろ!襟元のオシャレ学

美しいキモノ2000年夏号に載った写真である。コメントには「昔の銘仙の裂を半襟にして、バサラな個性を楽しんでいる深大寺さん。古い唐棧縞の下には、黒いシャツを組み合わせて」とある。

 銘仙を男が襦袢代わりに着るのは珍しいとしても、着物の下に黒いシャツというのは、そんなに特筆すべきものだろうか?

 ということで、今回はアンダー・ザ・ナガギ、着物の下のおしゃれについて考えてみた。

役所広司演ずる金田一耕助。襦袢の下にシャツが見える。

片岡鶴太郎演じる金田一耕助。これまた着物のしたにシャツ。

豊川悦司演じる金田一耕助。やっぱり着物のしたにはシャツ。

そして石坂浩二演じる金田一耕助。やっぱり、着物の下にシャツを着ている。

写真はすべて、「18人の金田一耕助」((株)光栄 刊)による

これほどまでに歴史的に裏付けられているのに、珍しいことがあろうか!??(反語)

金田一耕助ばかりじゃねーかって?じゃあこれはどうだ!

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