『布を見立てる 布を創る』
をテーマに、去る４月２５日〜２９日、東京・練馬のギャラリー陶花にて『一衣舎』さんの
個展が開かれた。
仕立の仕事をしていると いろんな生地に出会うことが出来ます
。
この数年 下着 肌着を創る為に いろんな絹素材を試していたのですが
そのどれも 帯に短し襷に長しで 行き詰っておりました
。
今回は木綿と絹の交織を織ってみることになり 木綿の丈夫さに絹の機能性を
織込みました。
今展は一衣舎１５年の回顧では無く これからの１０年に向けたスタートの
展となりそうです 。
他に 自分でメンテナンスできる布 水洗い可能な布の見立てと仕立方の提案や
１０年来想い続けた布 テキスタイルデザイナー真木千秋さんの布もきものに
見立てます 。
皆様のご来会をお待ちしております
。
（挨拶文より、抜粋）
「一衣舎」の木村幸夫さん
ギャラリー陶花は純和風の一軒家をそのまま利用してギャラリーとしてある。
ゆったり、くつろいだ気分で、展示してあるいろいろな布、帯、着物を鑑賞できるのが特徴。